平成13年度熊野神社例大祭
熊野神社(東京都大田区山王)では毎年9月第1金・土・日に例大祭が行なわれ、宮神輿が渡御されます。2年に1度の大祭では、金曜日の午後7時30分に中神輿が宮出しされ、大神輿が渡御できない狭い路地を経て御旅所まで渡御されます。土曜日は午後6時に御旅所から出御され、午後10時に宮入りされます。そして日曜日の午後2時に大神輿が宮出しされ、春日橋陸橋交差点からくらやみ坂下までを通行止めされた池上通りを渡御し、午後8時に宮入りされます。大正14年に石井竹次郎により製作された、台輪寸法三尺の白木神輿です。急勾配の銅葺き延軒屋根の勾欄造りで、屋根に大きな浅子型鳳凰を戴くのが特徴です。この鳳凰は、昭和62年の大修営の際、浅子周慶により製作されました。大東亜戦争後、長い間大神輿は出御されませんでしたが、昭和30年代に氏子青年団体である仲睦會が結成され、中神輿渡御が復活されました。
浅子型鳳凰 熊野神社大神輿
翼を大きく広げる浅子型鳳凰 通行止めされた池上通りを渡御する大神輿
高張提灯 カンカン
大神輿を先導する高張提灯 「カンカン」で神輿を差します